汁なし担担麺専門 キング軒 銀座出張所

東京に帰ってきて、前回ご紹介した山椒汁なし担々麺が忘れられず、 有楽町で下車し京橋口の改札口から出て左手の通りを右手に進んで行き、外堀通りを横断し更に直進して銀座柳通りに入り中央通り50ｍ手前の左側にあるひろしまブランドショップTAUへ。 この1階入口右側にあるひろしまカフェと、併設店舗になっているのがキング軒。 その店頭では広島産の果物を入れたアイスクリームのジェラートを販売しており、そのカウンターの左手がこちらの店舗となっていた。 提供メニューは広島式汁なし担担麺のみで、１辛・２辛・３辛・４辛・０辛から辛さを選んで、追加トッピングを決めるスタイル。麺量普通盛りで140ｇで、このお店では大盛が選べないようだった。 スタンダードは２辛で、追加トッピングは温泉玉子とねぎ盛りをお願いすることに。追い飯は鉄板なのでライスを追加注文。 トレーにオーダーしたものがそう待たない内に用意されて、それをすぐ隣りにある客席スペースで愉しむようになっていた。 キング軒の系列店は東京店も含めて殆どが直営店ながら、こちらだけがフランチャイズ店だそうで。 食べる前に必ずタレがなくなるまで、30回以上は混ぜてから食べるべし！と言う案内に、その指示に従ってしばしの間は混ぜる事に集中。卓上にあった後かけ用挽きたて山椒と、透明容器に入れられた輪切り唐辛子も利用しつつ混ぜる。こだわりスパイスを調合した秘伝の特製山椒と、使用する分だけその日の朝に挽く香り引き立つ独自ブレンド花椒が良い個性を生み出していた。 また、ひまわりフーズによる老舗製麺所の口位製麺所謹製のキング軒特注麺が、絶大なる風情を造作しておりその麺の良さもこのキング軒の人気に繋がっているところだろう。 今年はしびれ系の鍋が流行っているが、それとはまた違った趣向性で、ばくだん屋で口にした絶妙感が再燃した。