銘に左右されず、お客様に喜ばれるような本物の中身を追求する意図での店名だそう。足し算の料理ではなく、引き算の料理を心がけているとのことで、素材の味を大事にされていらっしゃる。L字のカウンターは12席。あのマドンナが愛飲したというVIP向けシャンパーニュである「DEUTZ」で乾杯。まずは蒸し鮑からサイズが驚きの大きさ!塩と山葵は好みで淡路産のひいか塩ゆで、茹で上がりは素材の甘さと食感がいい太刀魚の酒蒸し下味は塩のみ、お酒と昆布のみでふっくらと蒸しあげられてやわらか平貝の磯辺焼き七味と醤油で味付け、香ばしい香りがたまらないあん肝シンプルに塩蒸し、口のなかで優しくとけていくいつもならここで日本酒に入るのだけど、素材の優しいお味を楽しむべくノンアルコール、獺祭DEUXSparklingWaterに。金目鯛の塩焼き繊細な身にパリッとした皮目が美味しいガリは角切りいよいよ握りがスタートシャリと酢は数十種類の中から選び抜かれたものだけを提供、常に変化を繰り返すそう。今日も温度感をネタによって変えていらした!今の蒸し暑い気候の嫌な湿気を吹き飛ばしてくれるようなシャリの酢加減が素晴らしい!春子鯛柔らかで口の中でふわっとほどけていくアオリイカ丁寧な包丁の入ったアオリイカは噛めば噛むほどに甘い白甘鯛幻の魚とも言われる高級魚・白甘鯛。白身でありながら濃厚な味わい天然カンパチの漬け漬けで締まった身の歯応えがいい中トロ鮪の脂の旨味がすごいわかれ身(中トロと赤身の真ん中くらい)ヒレの下あたりにある希少部位。大きな鮪からでもふたサクしかとれない赤身の漬けねっとりとした甘さ鯵脂がノリノリ、身が厚く甘い赤貝大きめな身はサクサク食感ボタン海老待っていました♡ボタン海老は大きくて甘くて最高すぎ!蝦蛄(シャコ)シーズンは春と秋。ラストの蝦蛄は大きめ宮城のムラサキウニ高めの軍艦に雲丹がぎっしりラストは中落ち手巻きかさ増しのない中落ちがたっぷりデザートには黒糖プリンとお茶。旬の素材のお味を楽しみつつ、お腹いっぱい!ご馳走様でした。