麺屋 花城

「極」という相当にドロッとしたスープの 鶏白湯ラーメンがあるのを知って訪問。 店主がにこやか丁寧に迎えてくれました。　　　　食券制だが当該メニューは口頭での注文。 その場で現金でお支払い。 券売機では黒豚餃子と半炒飯の食券を購入。 L字のカウンター席が7席、座敷席が2つと 店は狭め。駐車場が店の前に6台分程しか ないのでそれくらいでちょうどいっぱいか。 店内に待ち客用の椅子が3つ、店の外に ベンチがあるが、入店時は空いていて直ぐに 席に着けた。けど、その後続々後客来店。 直ぐに待ちが出た。入店のタイミングが良く 運が良かったです。 待つこと10分、ラーメン到着。丼の中央に 添えられた紫キャベツと人参の千切りの 彩りが鮮やか。照りのあるチャーシューが 美味しそう。太いメンマと斜めに刻んだ 薬味ネギ、刻み玉ねぎも乗っている。　　　　　　先ずは早速スープをいただく。ドロッとして いてレンゲになかなか入ってこない程粘度が ある。鶏肉をミキサーにかけてペースト状に したものが入っているかの様なおもいっきり 鶏を感じる優しい味。塩気は薄め。こってり しているがクドくはない。麺は低加水の 細めのストレートで自家製麺とのこと。 柔らかめの茹で加減で、ドロドロなスープが まとわり付いて口に入ってくる。美味しい。 チャーシューは豚バラ1枚、鶏モモが2枚。 どちらも柔らかくて食べ応えがある。豚バラ チャーシューはタレが付けられていて濃厚な 鶏味の中でも豚肉を味わえる様に一手間 加えられているのが解る。 炒飯の味付けは薄めだが柔らかくて味の 染みた大きめ角切りチャーシューが全体の 味を整えていてラーメンと一緒に食べるには 丁度良い。結構パラパラ。餃子は餡が柔らか くニンニクが程よく効いていて食べやすい サイズ。調味料を出しながら「そのままでも 美味しいですよ」と提供してくれたが、 その通り。半分はそのままいただきました。 とにかくどれも丁寧に作られた料理と感じ、 とても満足な食事ができました。残念な点が 接客、料理共にありません。 が、強いて言うならせっかく食券制をとって いるのに口頭注文分のお金のやりとりを 調理や席の片付けの合間に行っていることで オペレーションの効率が下がっていること くらいでしょうか。でもとても良いお店です。 #タカちゃんの日常