9月のみちのくひとり旅、1日目の宿である宮古の「浄土ヶ浜旅館」で最高のもてなしと美味しい朝食をいただいた後は2日目の目的地である気仙沼を目指してまずは三陸鉄道に乗って「盛」に向かいます。美しい三陸海岸を眺めながら、途中、駅待合室にホタテ貝を絵馬として吊るす「ホタテ貝の絵馬掛け」で有名な「恋し浜駅」とかも見学しつつ約2時間半かけて「盛」に到着です。お昼は盛からBRTに乗り大船渡駅から歩いてすぐの場所にある地元の飲食店や商店を中心とした約30の店舗が集まっている商業施設「キャッセン大船渡」でいただくことに。まずお邪魔したのはコチラの「ガガニコ食堂」さん、店内はカウンター6席とテーブル12卓程度の席数、平日の11時少し過ぎと早めの時間だったので一番乗りでしたが、12時に近づくにつれ何組ものお客さんが入ってきていました。メニューは海鮮丼やいくらとホタテの宝石丼、カツオ漬け丼、メカブ丼、海鮮かき揚げ丼、タコのやみつき丼、海鮮天丼などの丼ものに自家製麺の十割そばの三陸ぶっかけそば、海鮮カツカレーなどがあり、さらに単品メニューには三陸磯焼きにマンボウホルモン、イカ腑網焼き、牡蠣フライ、真鱈フライ、活ホタテ刺し、ホヤ刺し、サメ唐揚げ、カツオ竜田などもありなかなかに魅力的なラインナップですね。うにホタテ丼とかもすごく気になりましたが、残念ながらこの日はホタテが品切れということ、なので方向転換して単品料理で昼飲みをしようと牡蠣フライと三陸磯焼きを注文です。牡蠣フライは地元の広田湾で獲れた三陸の牡蠣、めちゃくちゃ大きくてそれが3個も入ってなんと390円、オドロキの安さですね。味の方も口するとカリッとした心地よい衣の食感とともにジュワッと海のエキスが口の中に広がります。一方の三陸磯焼きはウニ、ホタテ、ツブといった三陸の味を網焼きでいただく料理、でっかいホタテは食べ応えバッチリ、甘みがしっかりの身はもちろんヒモの部分もお酒がススみますね。ツブ貝にウニも同じくお酒との相性バッチリ、コレはたまらない一品でした。ココはすごく良かったですね、うに丼も気になるところですが、イカ腑網焼きとかお酒に合いそうなツマミがいっぱいでしかもすごく安いので、食事ではなくまた一杯ひっかけたいと思います、ごちそうさまでした。