大雪高原山荘
層雲峡・旭岳・天人峡周辺/旅館
お風呂(温泉)はとてもいいです。しかし食事処がせっかくあるのに13時でおしまいは、さすがに早くないですか?せめて14時から15時位までは営業してほしいです。また、その旨をちゃんと言葉で伝えてほしいです。ここの温泉まで片道30分から40分は掛かりますし、麓に降りても近隣には食事を取れるところが皆無な場所なので。それと、温泉宿までの道中の道はかなりの悪路なので、車高の低い車や高価な車、年配の方は考えた方がいいですよ。車が壊れるかと思いました。道中は携帯電話も繋がりません。向かうときはくれぐれもお気を付けて。大雪山の山奥にある秘境の宿です。近くにはボッケ(温泉が含まれた泥が吹き出ている)があり、ヒグマセンターや緑岳(松浦岳)の登山口もあります。温泉は硫黄の香りが漂うとても良い温泉です。大雪高原温泉の発見は昭和34年。昭和29年、かの「洞爺丸台風」により旭岳周辺を含む高原一帯に大被害が生じ、周辺の倒木処理のために送り込まれた作業員により偶然発見されました。その後は高原の調査員や登山者のための簡易施設として利用されていましたが、諸事情により一旦取り壊されてしまいました。しかし、それではもったいないということで、倒木処理に当たっていた旭川市に在する旧国策パルプ、現日本製紙(株)等の各社出資により、昭和36年に現在の「大雪高原ホテル」が設立され、現在は、日本製紙旭川サポート(株)が経営しています。昭和43年には北海道開拓100周年記念行事に際し来道された昭和帝ご夫妻のたっての希望で、予定を変更されてまで行啓された由。大雪ダムを過ぎて国道から砂利道を約30分。エゾシカ、北キツネに見送られながら突然開けた場所に黒岳を間近に望む正に秘湯を冠する温泉宿。かけ流しのお湯は硫黄の香りが漂う白濁り。舐めるとレモン水より酸っぱい。「熊五郎」の投湯口がある内湯と、黒岳を一望できる外湯の2つ。外湯のほうが硫黄の香りが楽しめる。黒岳を望みながら野鳥と虫の声に耳を傾けて、極上のかけ流しに身を浸す。これ以上の贅沢は有りますまい。
大雪高原温泉沼巡りにシーズンに合わせて行って来ました。ここの紅葉は私の今までで一番と言っても良い位素敵過ぎでした。