昭和感のオーラを放っている外観から素敵です。と思ったその時,女将さんっぽい女性が表に出てきました。聞くと営業中との事。中に入ります。いちいち昭和感がたまりません。少し疲れた感があるこの雰囲気,これだけでイッてしまうのは自分だけでしょうか??インスタ映えですね。聞くと,83年営業しているそうです。これは国宝級の食堂です。基本的に開業当時から建物、レシピなどの変更は一切ないそうです。見たまんまの優しそうな女将さんにオススメを聞くと返ってきた言葉が、全部!!だったで、噂で聞いていた(ミニ)パーコーと中華そばをいただきます。パーコーと中華そばの登場です。三勝屋の名物のパーコーは、豚のロース肉をカリカリになるまで揚げたもの。きつね色の衣の上には、刻みネギがたっぷりかかっています。ラー油や練りニンニクをつけて食べるのもおすすめです。中華そばは、かつおだしベースのしょうゆ味です。醤油は八百津町で明治時代から続く老舗から取り寄せているそうです。創業当時から同じ醤油を使い、味を守り続けています。キレイに澄んだスープは、薄味に見えてコクがあります。シンプルな麺は、食べると小麦が香ります。歯ごたえもよく、昔懐かしい中華そばです。特に…はないけど、シンプルな中華そば、美味しいです。ちなみに店を改築したら不味くなるヤツです。ここで食べるからこそ味があるってことです。当然ですが完食です。女将さんと女将さんの孫にあたる厨房のお兄さんにも挨拶して店を後にします。かなりオススメです。