こちらは最寄りは神泉駅ですが、各線渋谷駅からも徒歩10分圏内の全国各地の牡蠣が食べ比べ出来る海鮮居酒屋。ここでは以前に1日5食限定のデカ盛り海鮮丼ランチを頂き大満足だった記憶がありますが、今回はディナーで牡蠣を頂こうと訪問。まずは季節の前菜四種盛り合わせからスタートしましたが、キノコに無花果など秋が感じられるセンス溢れる一皿が提供されます。そこからは牡蠣の食べ比べに移行しましたが、まずは生牡蠣三種盛りを。本日はおまかせで岩手の大船渡、長崎の小長井、兵庫の室津をチョイスして頂き、ペアリングの日本酒は牡蠣に合わせるために作られた「YAMAWAforOyster」を。日本酒はほのかな酸味とさっぱりした口当たりが生牡蠣とよく合いますね。牡蠣の美味しさをより引き立ててくれるような味わいです。牡蠣に添えられた日向夏のポン酢も酸味控えめで上品なお味。お次は創作焼き牡蠣二種盛りを頂きましたが、これめっちゃ贅沢なやつ。片方の牡蠣にはイクラと大根おろしがトッピングされてて、もう片方には牛肉とウニがトッピング。こちらのペアリングには牡蠣のための日本酒IMAを。IMAは以前生牡蠣と合わせて飲んだことがありますが、甘酸っぱい白ワインのような味わいなので牡蠣だけでなくウニやイクラともちゃんと合いますね。その後の旬の一皿はカンパチのカマ焼きでしたが、脂が乗ったフワトロの身がいい塩梅に焼かれており、こちらも日本酒が欲しくなるお味。なのでここは兵庫県民として姫路の龍力の神龍錦と合わせます。ラストに提供された極土鍋御飯はまさしく「極」の冠に値するめちゃくちゃ贅沢な炊き込みご飯。なんせ牡蠣にウニ、イクラがふんだんに散りばめられてます。こんな素敵な〆には三重県生まれとして宮の雪の山廃仕込の特別純米をチョイスし大満足でフィニッシュしました。まさに知ってるとモテるお店ですね。